リストランテ・コンテからのお知らせ

sekki24

2011年08月09日 20:17

前回ブログで紹介しました

『ワインと料理を楽しむ会』に向けて

続々とワイン入荷中です。


その中から、今日は2本紹介させて頂きます。






Monastero di Vitorchiano / Coenobium2008

モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ / コエノビウム


イタリアはラツィオ州、ヴィトルキアーノという町に

78人の修道女たちの住む、シトー派の修道院があります

そこでは、沈黙・祈祷・精進・労役の厳粛な戒律のもとに労働・作業を行い

チョコレートやジャム、そしてワインを生産しているのです

遥かむかし、ワインの生産は

世界で修道院でのみ行われていた時代もあったくらい

ワインと修道院との繋がりは強いのです


そしてまさに

こちらの 『コエノビウム』 というワインは

日本語に訳すと、『修道院』という意味を持ちます


これまで市民にだけ量り売りをしていたものを

2007年頃から、一部ボトリングをして販売をすることになった


こちら驚くのが

まずボルドー液以外の農薬は一切使わない有機農法を実践

そしてなんとマセレーション(果皮浸漬)を行ったワインなのです


色は朝日のように柔らかな黄金色

香りは深く、そしてあざやか

ハッとなる、というのはこういうことか、と思わず唸る

ブランデーのように酔いしれる一本です



因みにこちらの素晴らしいエチケット、

修道女たちが自ら手書きしたんですって









La Giribaldina / Monferrato Bianco "Ferro di Cavallo" 2008

ラ・ジリバルディーナ / フェッロ・ディ・カヴァッロ



イタリアの北、ピエモンテ州。

最高の土壌、”ランゲの丘”に魅了された一家が造りだす

葡萄の持つ可能性を存分に引き出したパワフルな白

まだ若いワイナリーではありますが

彼らのワイン造りへの姿勢は一貫しています


『大いなる情熱』 と 『不屈の精神』       
          
          そして


『未来に向け明確な目標を定めること』


そんな言葉を聞いた後に傾けたグラスが

美味しくない筈がない

力強く、けれど尖ったところがなく

むしろ包み込まれる様なやさしさを感じる

ソーヴィニヨン・ブランらしく

果実味と酸味のバランスに優れた一本です



飲む度、どこか宮井シェフの料理に似てるなぁ

と個人的に思ったり





これらのワインを目にし、口にする度

全身を駆け巡る心地よい刺激と恍惚とした余韻

それらは宮井シェフが何十年も培ってきた

技術と感性から新たな料理を生ませ

また広大な記憶の抽斗から珠玉の一皿を呼び起こす

奇跡のなかの奇跡のマリアージュ

日々、宮井シェフは、それを探しています




ワインと料理の相性だけに徹底的に拘った

宮井シェフ完全プロデュースによる

『ワインと料理を楽しむ会』

9月より毎月第一月曜日開催です

参加費 お一人 ¥8000-

まだエントリー受付中なので、是非、是非ご参加下さい




今回ご紹介したような極上のワインや

ディープなディープなイタリアの郷土料理の数々・・・

コンテの夜はワインと共に更けていきます





RISTORANTE Co.N.Te 072-686-1111






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